さくさくぱんだ

@saku_shiroproのメモ帳です。

Fragment Versus ネタバレ感想

白猫プロジェクト8周年記念イベント『Fragment Versus』を遊びました。この感想を書いていきたいと思います!

 

考察ではなくただの自己満足な感想ですので、お暇な方だけどうぞ〜。

なお、以下はイベントのストーリーに関してのネタバレがふんだんに含まれますので、十分ご注意ください!!!!!!!!!

 

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感想を順序立てて書けるほうではないので、言いたい感想をトピック的に挙げていきます。なお、ストーリーの解説は致しませんので、既プレイで内容を知っている方向けです。

※以下、黒衣のエレノアのことは「クロノア」と表現しています。

 

■ ストーリー分岐

PVみた時点で覚悟してましたが、ストーリー選択きましたね……。こんなん選べんと思ってたけど、最終的には全てクロノア陣営側を選びました。やっぱ今回のFragmentシリーズは闇落ち側が魅力的すぎます。彼らがこうなった理由を知りたかったということと、各キャラが貫かんとする"信念"、彼らなりの"正義"の軸がハッキリしていて、敵ながら非常にカッコいいんですよね…。

主人公陣営も魅力的なのですが、やはり歴戦のメンバーが揃っているだけあって、既に個々のイベントで成長が描かれきっているんですよね。少なくとも精神的にはかなり出来上がってしまっているので、大きな挫折や成長というのが徐々に描きづらくなっているのかな、と感じます。

各キャラ、これまでで拾いきれていなかった要素がある一方で、精神的に強くなった段階で無理やり掘り返すのは、なかなか大変だと思うのです。その点、別世界で闇落ちしたもう一人のキャラ、というのは、無理なくそういった要素を描けるという、画期的な展開だと思うわけです。

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■ ストーリーとアクションのシンクロ

7周年もそうでしたが、特にラスボスの展開が見事でした。アクション部分とストーリーが連動し、相互に補完しながら進んでいく。基本的に白猫はストーリーとアクションが分離しているのでアクションが処理ゲーになりがちなんですが、今回は感情移入しながら、ただキャラを動かして敵を倒す以上の意味を感じながらプレイできました。

ラスボスがべらぼうに体力があったのも個人的にはよかった。ラスボスなのにあっという間に終わるのはちょっと味気ないので…。

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■ エレノアとクロノアの対峙

個人的に今回で一番良かったと思ってるのはここです。特に戦い始める前の叫び合いのシーン。エレノアとクロノアはあくまで同一人物で、違うのは環境だけなはずです。だから根っこは同じはずなんだけど、全く分かり合えない2人が切なすぎました。

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私は、私の日々を恥じたりしません!!

エレノアのこの台詞でぼろ泣きです。

それから、直前生放送でエレノアの立ち絵を見たときに「アイリス感(光の王感)が強くなっているな…」と思いましたが、本当に一時的ではあるものの光の王としての力を行使していたのですね。

 

■ サブキャラよき

シエラのもとにアザクたち、主人公のもとにセレナヴァイスが来たのはとても良かった。イベキャラが本編に絡むっていうのは、こういうことも簡単にできるようになるってことですよね、有難い…。

 

■ <破壊>や<我儘>の再解釈の物語

今回の軸はジンサヤ兄妹でしたね。バールから託された<破壊>の役割をジンサヤが受け止め、バールとは違った解釈を選び取る物語であったように思います。

ラストは分かりやすかったけど、特にサヤが随所で"わがまま"というフレーズを使っていてよきでした。

 

■ エピタフ

本編では結局登場しませんでしたが、「冒険のヒント」でちょこちょこ出てきて笑っちゃいました。先代の闇の王が倒された今、ほぼ諸悪の根源になりつつありますね…。

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■ ラムル

途中で戦線離脱した辺りで怪しいとは思いましたが、まさか別世界パルスクだったとは…!!これは仰天でした。


■ 第三勢力の確立

最終的には主人公たち光闇陣営とは別の道を進むことを決めました。エピタフの思惑はどうあれ、兄妹の持つ<破壊>という役割としては自然なことのように思います。光闇と破壊が一緒になってしまったらそれこそバランスがおかしくなりそうです。

また、クロノアをはじめとする闇落ちメンバーも、心情の変化はありつつもあくまで別の道を選びます。これは本当によかった。なんだかんだで元の世界に返されるとかしれっと更生するとかじゃなくてよかった。やっぱこっちの世界の自分と対峙しない限り、解決はしちゃいけない気がする。今後、進展がある前提で言ってますので、何卒、クロノア陣営の話も放置せずに進めてもらえれば…

それから、ほんのちょっとだとは思うけど、クロノアたちの間の絆も少し感じられてきているのが、よかった。特にクロノアとジン。

 

■ エンドロール

去年までもあったのかどうか覚えてないけど、スペシャルサンクスの表現よかった…。

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以上です。やっぱり白猫のストーリーは本当に魅力的です。クロノア陣営含め、今後も定期的に話が進んでいくと非常にうれしいです…!闇落ち陣営、もっと増えてもいいですよ!!!!!!