伊達ちゃんとだったから今日は人生で一番ステキな日
2022年9月30日に豊洲PITで行われた伊達さゆりさんの『BIRTHDAY PARTY 20th ~みんなとなら今日もきっとステキな日~』に、有難いことに参加させて頂きました!このレポと感想を書いていきたいと思います。
というのも、結論から申し上げますと、私がこれまで生きてきた人生の中で、誇張なしに一番ハッピーな一日になったのです!!!!!ほんとなんです、これ。
一応お断りとして書かせて頂きますと、イベントの内容ネタバレを含みますので、その点は予めご注意ください。
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■ 開始前
会場ではBGMが流れていたのですが、伊達ちゃんが好きな楽曲をセレクトしたということで、この時点ですでに好きがあふれる演出…。こういうところなんです、参加者がどうしたら楽しんでくれるかをとことん考えて下さっているんです。
有識者の皆様、BGMのリストを頂けると嬉しいでございます…!
■ 開演!
きゃりーぱみゅぱみゅさんの『ふりそでーしょん』をBGMに、伊達ちゃんがまさかの左側扉から登場しました!
お衣装の破壊力、本当にヤバかったです…。あれなんて表現すればいいんですかね。ミニスカ浴衣??好きでしかなかった。写真集でも思ったけど、浴衣伊達ちゃん本当に本当に好き。
そして、そのまま客席間の通路を後ろの方まで一通り回って下さいました…。私はブロックの丁度真ん中くらいだったので少し遠目ではありましたが、それでもあのお衣装の伊達ちゃんを近くでみられてハッピーでした…!!!
そして、スタッフさんによる粋なサプライズとして、入場の際に渡されたバラ🌹を参加者全員で掲げて伊達ちゃんをお出迎えでした!スタッフさんの愛が深いです。
■ 冒頭挨拶
20歳になりましたー!という改めてのご報告とともに、初っ端の所信表明として、『一人焼肉をする!』と宣言する伊達ちゃん。このあたり、生・伊達ラジ感あって最高でした。
そして大きなケーキが!20本立てられたロウソクを見事一息で消し(不正はなかった)、伊達ちゃんのハッピーな20歳としての1年間がスタートしました!
その後、ケーキと共に自撮りと集合写真を撮ったのですが、自撮り棒の調子が悪いのか、自撮り棒ではなく直接スマホを持っていたのはシュールで面白かったです(笑)。
■ 写真クイズコーナー
一発目のコーナーは写真クイズコーナーでした。伊達ちゃんの20年間を1年ごとに100点満点で点数化し、それを折れ線グラフにした図が出てきて、それを見ながら伊達ちゃんの20年間を一緒に振り返る!という神コーナーでした。
0~1歳の頃のお話や、中学の部活(よさこい)での先輩後輩のお話などなど、初めてお聞きするお話も多く、とても楽しいコーナーでした。特に冷凍ミカンのお話は面白すぎました。小学生の頃、ガタイのいい男の先生が、給食の小さい冷凍みかんをがんばって剥いて食べているのをみて、『そっか…先生も頑張って働いて、午前の4時間授業頑張って、それで給食では同じように小さい冷凍みかんを頑張って食べているんだ…』と気づき、とても悲しくなって突然号泣したらしいです(笑)。謎な感情ではありますが、今の伊達ちゃんからも感じる感受性の高さを、この頃から持っていたのだなぁと謎の感動も覚えました。声をのせるお仕事をするうえで、めちゃくちゃ重要な要素だと思っています(わたしの勝手な見解)。
要所要所でお写真が公開されていったのですが、どれも神でした…。0歳の時のお写真だったり、今よりも人間寄りなぐりりとのお写真だったり、プリキュアに憧れてお衣装を着ているお写真だったり…。なかでも特に、ラブライブのオーディションに送ったお写真を見ることができて本当に嬉しかったです。その時のエピソードも聞きながら、伊達ちゃんがこうして我々の前に伊達ちゃんとして居てくれることの有難さを改めて感じました。
というか今日改めて思ったけど、ラブライブ運営陣、神か何かか??一般公募のなかから伊達ちゃんを選んでくださったの神の所業すぎる。
■ 抽選コーナー
続いては抽選コーナーでした。伊達ちゃんがクジを引き、当たった席に座っている方には何とサイン入り缶バッチが進呈されるとのことです…。さらにそれだけではなく、①~⑧くらいまでで示されたセリフのうち好きなものを選んで、伊達ちゃんに直接言ってもらえるというものまで…!!うらやましすぎる。
私は当然、選ばれませんでした。ただ、最期だったかな?私の座っている列が呼ばれて、身体が勝手にビクッとしたのは覚えています(笑)。
とても優しい世界で、セリフの選択は被ってもいいよということだったのですが、皆さん被りなしで選んでくださったお陰で、色んな伊達ちゃんをみることができました。特に『戦闘力たったの5か…ゴミめ』というネタをあえてチョイスした方には賞賛を送りたい…。あーいう伊達ちゃんの演技も、すごく好きです。やさぐれかのんちゃん味を感じました。
あと破壊力がすごかったのは『他の子を推さないっていったじゃん』でした…。私の座っていた場所とは方向が違ったのでかろうじて生き残りましたが、選ばれた方とその周辺は全滅だと思います。あと、ツンデレセリフもあったと思うのですが、伊達ラジの時と同じくツン強めのツンデレでとてもたすかりました(?)。
もし万が一!選ばれたら何にしようかなと捕らぬ狸の皮算用をしていたわけですが、最期まで選ばれませんでしたが『嘘つき…』もすごく聞いてみたかったな…と思いました。
■ 映像コーナー
そして、伊達ちゃんが10代のうちにやっておきたかったことである『一人旅』を先日やってきた!とのことで、その一人旅で撮った動画をみせてくれました。江ノ島に行ってきたとのことです!聖地がまた一つ誕生しました。
終始ハイテンションな伊達ちゃんが可愛かったですし、たこせんを食べろという指令でたこせんを買ったのに、その直後になぜかきゅうりを食べていたのは大爆笑でした(たこせん食レポは撮影ミスの模様)。そして温泉に浸かってきたという伊達ちゃんが、前髪の巻きが取れていつもとちょっと違う感じで、これはかなりギャップ萌えというやつでした。風が強かったこともあり、前髪が全て流れていってしまっていたのですが、謎にドキドキしました(笑)。この映像だけでもいいので、ABCで公開してくれ……。
■ ライブパート
そして衣装チェンジをした伊達ちゃんが再登場!白いフリフリのお衣装で、まさしく誕生日!という感じのステキなお衣装でした。
1曲目は松浦亜弥さんの『Yeah! めっちゃホリディ』でした…。全く予想はしていなかったですが、めっちゃ伊達ちゃんぽい!と思いました。確かアイドルめちゃお好きなんですもんね。それにしても歌が上手い…サビの『Yeah~!』の伸びが気持ちよすぎました。
2曲目は水瀬いのりさんの『アイマイモコ』でした!色んな所から悲鳴が上がっていました(笑)。私も詳しくはなかったのですが、聞いたことある歌だ!と思って、サビで水瀬さんの曲だ!と気づきました。この曲も伊達ちゃんの歌声と相性がいい…。
そして、我々参加者に感謝を届けたいというお話から、『何か形に残るものはないかと考えまして』と繋がり、そんな、もしや何か頂ける!?と思ったら、『皆さんお席の座っている所の裏側を覗いてもらっていいですか?』と来て、!?!?!となり、するとそこには伊達ちゃんからのお手紙が…。はぁ~~~すきです。手紙を読む前にもう涙が出てきました。本当こういう所なんです。
そしてそのまま最後の曲、3曲目はback numberの『手紙』です…。こんなんずるい…。最高のプレゼントすぎる……。伊達ちゃん自身も歌いながら、多分色々な人を思い出したのでしょう…声を詰まらせながらしっとりと歌い上げてくれました。我々ヲタクはただただ泣いた。『愛されていることに ちゃんと気づいていることを いつか歌にしよう』で号泣した。
■ 最期のサプライズ
そして伊達ちゃんが締めに入ろうとした所で天の声(荒井瑠里さん)が…。伊達ちゃんのお母さまからのお手紙が読まれました……。伊達ちゃんにとってもサプライズ演出で、もう顔を隠しながら必死に堪えておられました。ヲタクはただただ泣いてました。『前を見てごらん 貴方のことを応援したいと思ってくれる方々がこんなにいるのです』で伊達ちゃんが泣きながらも笑顔で前を向いたのには、泣き崩れるかと思いました。
お母さまからのお手紙では、伊達ちゃんのデビューが決まってからの苦悩も少し垣間見えました。伊達ちゃんが今後どういう自分になりたいか、どういう姿を我々に見せてくれるのか、というのは、あくまでも伊達ちゃんの信じる、伊達ちゃんがこれだ!と思う道でこれからも進んでいってくれたら幸せだな、と思います。そしてそれを支えてくれているお母さまをはじめとした全ての方に感謝です。(お前は誰なんだ)(←全て全て私の勝手な考えですのであしからず)
ラブライブという非常に大きなコンテンツに関わることになって、当然望んで応募したオーディションだったと思いますが、想像を遥かに超える生活の変化だったと思いますし、その中で迷いも苦悩も沢山あったでしょうから、その中でも我々に笑顔を届けるという選択をしてくれた伊達ちゃんの意思を、尊重したいし最大限の尊敬と感謝を捧げたいなと思います。
■ お写真タイム
涙涙の展開からのお写真タイム(笑)。伊達ちゃんは気にしていましたが、満面の笑みでお写真に対応してくださりました!私のiPhoneとクソザコカメラ技術ではピントが合わずなお写真しか撮れませんでしたが、twitterで神々の撮ったお写真を拝見できたのでハッピーでーす!ピンポーン
■ 締めの挨拶
感動展開の余韻があってこの辺りの記憶がフワフワしていますが、改めて誕生日パーティとして集まってくれたことに感謝の挨拶がありました。それは、こちらこそなんですよ。20歳という節目の誕生日、一生に一回しかないイベントを我々と一緒に過ごしてくださり、我々にも沢山のハッピーを生み出してくださいました。本当に感謝です。
■ 頂いたお手紙
とても伊達ちゃんらしいまっすぐで明るくて楽しくてハッピーな心のこもったお手紙を頂いてしまいました…。このBDパーティが終わったらお手紙書こうと思っていたのに先を越されてしまったので、いよいよお手紙で普段の感謝を伝えねばなりません。
『模索ながら笑顔で楽しみながら頑張ります。』こういう伊達ちゃんの精神が本当に大好きなんです。今日のイベント前配信でもお話されていましたが、伊達ちゃんってまだ何色にも染まっていないイメージというか、お仕事もバリエーション豊富で、きっと伊達ちゃんはやってみたいことになんでもチャレンジしている虹色フェーズなんだろうな、と思います。新しいチャレンジを笑顔で楽しみながらやっていければ最強ですから、そうなっていけるようにこれからも応援していきたいです!
■ お見送り会
はい、神イベでした。伊達ちゃん、本当に一人一人に目を合わせてくれて、ファンサの鬼👹でした。私は直前で思いついて、きゅんですポーズをやって頂きたくて、人生初のきゅんですポーズをやったところ、しっかり返してくれて神でした…。これが神ですね…。しかもあの配信とかでよくお見掛けする顔で…なんて言えばいいのかな…ちょっとドヤ顔みたいなやつです。
2日前のお渡し会では伊達ちゃんが目の前に居るという事実がヤバすぎて目を合わせていられなかったのが非常に反省点だったので、今日はしっかり合わせることを意識しましたが、非常に幸福になれました。私のきゅんですポーズなど見るに堪えないものだったでしょうに…そう思うと申し訳なくなってくる…。
■ BDイベント全体について
笑いあり、可愛いあり、サプライズあり、涙ありの沢山のものが詰まったタイトル通りのステキなイベントでした。伊達ちゃんは本当に優しくて、参加する我々のことを考えてくれていて、BGMに始まり、通路を回っての登場だったり、サプライズのお手紙だったりと、イベント全体としての完成度?というかトータルコーディネート?が完璧すぎました。
表現が適切かまだよく分かっていないのですが、伊達ちゃんのカリスマ性って言うのかな、アイドル力って言うのかな、とにかく人を魅了する力がえげつないなって思いました。今日このイベントに参加した人は元々伊達ちゃん好きだとは思いますが、今回を通して完全に魅了されてしまった人が多いのではないでしょうか…。
そういう私は、2日前のお渡し会から確実に私の中の何かが変わってきています。私ってこんなに伊達ちゃんからもらったパワーで生きているんだ、というのを改めて気づけたというのが正しいかもしれません。伊達ちゃんがハッピーでいてくれるから、頑張れます。
伊達ちゃんからは本当に頂いてばかりなので、今回少しでもお返しができればいいなと思っていましたが、またしても沢山のものを頂いてしまいました。少しずつでもお返しできるように、これからも応援させて貰えると嬉しいです!
以上!『伊達ちゃんとだったから今日は人生で一番ステキな日』でした!!!!
また何か気づいたら追記します~
ラブライブ!スーパースター!! 2期1話感想
ラブライブ!スーパースター!!2期1話の感想を書いていきたいと思います。
自己満足な感想ですので、お暇な方だけどうぞ~。
なお、以下は2期1話のネタバレ含みますので、十分ご注意ください。
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感想を順序立てて書けるほうではないので、言いたい感想をトピック的に挙げていきます。なお、ストーリーの解説は致しませんので、視聴済みの方向けです。
■ 冒頭のかのん
かのんちゃんの朝ごはんは1期1話、サニパの映像をみるのは1期2話との対比になっていて非常に良かったです…。音楽科の受験に失敗して後ろ向きだった所から、ラブライブ優勝という目標ができて前向きになった所までの心情変化がハッキリ現れていました。
■ WE WILL!!
非常にテンションの上がる神OPですね…!歌詞もそうだし、お衣装にヒョウ柄があって、ラブライブに向けて闘争心むき出しでアクティブなLiella!が感じられます!また、9人になったからなのか、曲のつくりの問題なのか、μ'sやAqoursの遺伝子を急に感じました…!
■ くぅすみ
くぅすみ要素が多くて助かります。帰国問題はくぅの強がりな面とすみれにも心配かけたくないキモチが全面に出ていてよかった…。『く~るくる切り落としますよ!』は笑う。自然にすみれ呼びしていてニッコリ。
すみれのツッコミにグソクムシの一言で返してるのすき。あらゆる原因をすみれのせいにしているのほほえましい。
あと、2人で音楽科を偵察している時の『逸材はいそう?』と聞いている時のすみれカット、なぜか魅入っちゃう。かわいい。
それにしてもすみれのツッコミがキレキレだった(笑)。『どうしてこんなもん次から次へと作り出せるのよ?』視聴者が感じる所をメタツッコミ(笑)。
■ くぅ→きなこ『一緒に光を追い求めましょう…!』
言葉選びが独特なのはりーちゃん譲りですな!!すき
■ かのん→きなこ『でもそれもステキ!』
それを言えるかのんちゃんもステキ!
■ かのん先輩
初っ端の『え…、かのん、、せんぱい!?!?』は伊達ちゃん成分多めに感じた(笑)。
『もう一回言って…!』ときなこちゃんに向ける笑顔や、ありあの質問に答えずに『わたし、せんぱいだから(ドヤ』のくだりは、非常に歴代主人公み(穂乃果/千歌)を感じました…!
また、喫茶店のきなこちゃんがくぅのチョコわたるしみ!とのリンクを感じました。
■ 恋ちゃんスピーチ
笑顔でまっすぐに伝える恋ちゃん、1期からの成長を感じられてとてもよい。
■ メンバー増やす問題
ここ、今後も丁寧に描写してくれそうで嬉しい!
結ヶ丘やLiella!の"繋がる"という理念がある以上、やっぱりメンバーを増やすのは必然なんですよね…。
5人でやっていく?に対してすみれが異を唱えるのがよかったし、『スクールアイドルってそういうんじゃないって聞いてたけど』にハッとさせられました。"アイドル"じゃなくてあくまで"スクールアイドル"。スクールアイドルの概念が一般化している世界では、あくまで部活動の一つなんですよね。学校の名のもとに活動をするというスクールアイドルのアイデンティティを見つめなおす作品になるかもしれませんね…!
あと、屋上に5人で放射状に寝ころびながら会話しているのもいい…!5人の仲の深まりを感じる。
■ くぅ『フフーン(ドヤ』→『ゼロ…』
フフーンのくぅ、めちゃ可愛い。ゼロ…のくぅは、かすみんを継承していて非常によい。虹からも引っ張ってきてくれるの有難い。
■ メイきなこ
きなこがかのんと知り合いなのを知って急に前のめりになるメイちゃん可愛い。PVでもみたけど『スターなんだよ!』にジーンときた。
■ かのん→きなこ
かのんちゃんが、どの段階できなこちゃんと一緒にやりたいと感じたのか問題について、色々考えられる所はありますが、一言で言えばやっぱり運命を感じたというのが一番ではないかと…!
・かのんちゃんにとって、きなこちゃんは1年生の存在を意識するきっかけとなった子ですし、他の1年生とは殆ど関われていなさそうだったので運命を感じるのは自然ではないかなぁ~と思います。
・きなこちゃんは色々な人から落ち込んでいるのに気づかれているので、感情が顔に出やすいという設定ではないかなと思います。なので直接的な描写はないですが、かのんちゃんも表情から、きなこちゃんがスクールアイドルをやりたがっていそうなのを読み取ったのかなぁとも思います。喫茶店でのラストとか…
■ なつみ『やってもないのに、向いているかどうかなんてわからないでしょ』
歴代の答えとはまた一味違った答えでエモい…!多用されていることを逆手にとって意外性を出してきましたね~。まだよく知らないなりになつみらしさもあってよい。
なつみを頑なにCEO呼びしているのすき。2回目のCEO呼びを否定するときにちょっと訛ってるのトキメいた…!
■ Welcome to 僕らのセカイ
新しい5人曲を聴けることになろうとは…!!この曲も今までのLiella!にはなかった曲調で新鮮!!
曲終わりの『なんじゃこりゃ~~』は急すぎて、すでに予告に入ったのかと思ってしまった(笑)。
■ リエラのうた
明るめのリエラのうた…!タンゴ?っぽい(タンゴのことよく知らんけど)。かのん→きなこの歌として聴くと歌詞がさらにエモくなります。
BGMにもちょっとタンゴっぽいのがあった(タンゴのことよく知らんけど)。
■ きなこ
かのんちゃんの顔芸を受け継いでいる気がする…(笑)。また、少なくとも1話は完全に主人公でしたね。素直な子だと思っていたけど、それだけじゃなくて、東京が初めてか聞かれたときに誤魔化そうとするなど、ちょっと強がるような面もあるんだなぁと新しい発見でした。
■ メイ
あんた最高だよ……!想像以上にLiella!オタクみたいですね…。『しゅごい…!』もすごかったし、きなこに見られて逃げるのかと思ったら逆ギレするの面白すぎて最高だった。『リエラがぁ~~』の声が溶けてる感じ、かよちんみを感じる。
ラストの『みちゃった、こんなちかくでぇ~』も可愛かった…。テンションだけじゃなくて声色も変わるのまんま猫じゃんね!!!!
■ しき
しきちゃんはあくまで大人しいキャラだと思っていたら、わりと熊ちゃんっぽさもありそう…(笑)。一番イメージが変わりそうな2期生でワクワクです。
そこそこ序盤からきなこちゃんのことを気にかけている描写があり、おそらくはメイちゃんから得られた情報で、きなこちゃんがスクールアイドルをやりたいけど不安がっているのを見抜いたのだと思います。そのうえで、秘密道具(笑)でサポートしてあげるの、わりと積極性があってとてもいい…!
こんなに察しがよければ、メイちゃんがスクールアイドルをやりたがっているのも気づいていそう(何ならメイちゃんの方が分かりやすそう)ですけど、どうなんでしょうね。きなこちゃんを支援したのは、最終的にメイちゃんを後押しするための布石だったりする可能性もある…?そこまで計算してたら恐ろしいけど、メイ好きが限界突破してそうなのであり得る…。
■ なつみ
お決まりの挨拶、動きが加わると想像以上に可愛いですね…!
きなこちゃんが有名人!?ってなった時にもあまりいい顔をしていなかったので、有名になるために活動しているわけではなく、あくまでマネーのためであることが伺えます。現時点では一番理念が謎なので、今後の展開が非常に楽しみです。CEO!
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Liella!を毎週摂取できる幸せな時期がまた始まりましたね…!!
2話以降もこういう風に感想をまとめるかは分かりませんが、毎週楽しみにしてます!!!!!!
Fragment Versus ネタバレ感想
白猫プロジェクト8周年記念イベント『Fragment Versus』を遊びました。この感想を書いていきたいと思います!
考察ではなくただの自己満足な感想ですので、お暇な方だけどうぞ〜。
なお、以下はイベントのストーリーに関してのネタバレがふんだんに含まれますので、十分ご注意ください!!!!!!!!!
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感想を順序立てて書けるほうではないので、言いたい感想をトピック的に挙げていきます。なお、ストーリーの解説は致しませんので、既プレイで内容を知っている方向けです。
※以下、黒衣のエレノアのことは「クロノア」と表現しています。
■ ストーリー分岐
PVみた時点で覚悟してましたが、ストーリー選択きましたね……。こんなん選べんと思ってたけど、最終的には全てクロノア陣営側を選びました。やっぱ今回のFragmentシリーズは闇落ち側が魅力的すぎます。彼らがこうなった理由を知りたかったということと、各キャラが貫かんとする"信念"、彼らなりの"正義"の軸がハッキリしていて、敵ながら非常にカッコいいんですよね…。
主人公陣営も魅力的なのですが、やはり歴戦のメンバーが揃っているだけあって、既に個々のイベントで成長が描かれきっているんですよね。少なくとも精神的にはかなり出来上がってしまっているので、大きな挫折や成長というのが徐々に描きづらくなっているのかな、と感じます。
各キャラ、これまでで拾いきれていなかった要素がある一方で、精神的に強くなった段階で無理やり掘り返すのは、なかなか大変だと思うのです。その点、別世界で闇落ちしたもう一人のキャラ、というのは、無理なくそういった要素を描けるという、画期的な展開だと思うわけです。
■ ストーリーとアクションのシンクロ
7周年もそうでしたが、特にラスボスの展開が見事でした。アクション部分とストーリーが連動し、相互に補完しながら進んでいく。基本的に白猫はストーリーとアクションが分離しているのでアクションが処理ゲーになりがちなんですが、今回は感情移入しながら、ただキャラを動かして敵を倒す以上の意味を感じながらプレイできました。
ラスボスがべらぼうに体力があったのも個人的にはよかった。ラスボスなのにあっという間に終わるのはちょっと味気ないので…。
■ エレノアとクロノアの対峙
個人的に今回で一番良かったと思ってるのはここです。特に戦い始める前の叫び合いのシーン。エレノアとクロノアはあくまで同一人物で、違うのは環境だけなはずです。だから根っこは同じはずなんだけど、全く分かり合えない2人が切なすぎました。
私は、私の日々を恥じたりしません!!
エレノアのこの台詞でぼろ泣きです。
それから、直前生放送でエレノアの立ち絵を見たときに「アイリス感(光の王感)が強くなっているな…」と思いましたが、本当に一時的ではあるものの光の王としての力を行使していたのですね。
■ サブキャラよき
シエラのもとにアザクたち、主人公のもとにセレナヴァイスが来たのはとても良かった。イベキャラが本編に絡むっていうのは、こういうことも簡単にできるようになるってことですよね、有難い…。
■ <破壊>や<我儘>の再解釈の物語
今回の軸はジンサヤ兄妹でしたね。バールから託された<破壊>の役割をジンサヤが受け止め、バールとは違った解釈を選び取る物語であったように思います。
ラストは分かりやすかったけど、特にサヤが随所で"わがまま"というフレーズを使っていてよきでした。
■ エピタフ
本編では結局登場しませんでしたが、「冒険のヒント」でちょこちょこ出てきて笑っちゃいました。先代の闇の王が倒された今、ほぼ諸悪の根源になりつつありますね…。
■ ラムル
途中で戦線離脱した辺りで怪しいとは思いましたが、まさか別世界パルスクだったとは…!!これは仰天でした。
■ 第三勢力の確立
最終的には主人公たち光闇陣営とは別の道を進むことを決めました。エピタフの思惑はどうあれ、兄妹の持つ<破壊>という役割としては自然なことのように思います。光闇と破壊が一緒になってしまったらそれこそバランスがおかしくなりそうです。
また、クロノアをはじめとする闇落ちメンバーも、心情の変化はありつつもあくまで別の道を選びます。これは本当によかった。なんだかんだで元の世界に返されるとかしれっと更生するとかじゃなくてよかった。やっぱこっちの世界の自分と対峙しない限り、解決はしちゃいけない気がする。今後、進展がある前提で言ってますので、何卒、クロノア陣営の話も放置せずに進めてもらえれば…
それから、ほんのちょっとだとは思うけど、クロノアたちの間の絆も少し感じられてきているのが、よかった。特にクロノアとジン。
■ エンドロール
去年までもあったのかどうか覚えてないけど、スペシャルサンクスの表現よかった…。
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以上です。やっぱり白猫のストーリーは本当に魅力的です。クロノア陣営含め、今後も定期的に話が進んでいくと非常にうれしいです…!闇落ち陣営、もっと増えてもいいですよ!!!!!!
『MTV Unplugged Presents: LoveLive! Sperstar!! Liella!』感想
2022年5月27日・28日開催の『MTV Unplugged Presents: LoveLive! Sperstar!! Liella!』に両日現地で参加してきました!ここでは、これまでの経緯と、当日の感想を、非常に自己満足に書き連ねます。予めご了承くださいませ…。
なお、追加公演はないのでネタバレもなにもないかもしれませんが、公演内容についてもガッツリ触れていきますので、内容知りたくない…という方はお控えください。また、私の主観も入るので、事実と異なる可能性があります…。
【経緯】
経緯というか私のLiella!の追い方です。1stは配信で群馬公演をみたところ、度肝を抜かれて、アーカイブ終了まで取りつかれるように延々リピートしてみてました。それから配信で、全てではないですがつまんで定期的にみていました。みる度、向こう一週間は延々リピート生活という幸福な時期だったと思います。
私はこれまでライブの現地というものに行ったことがなかったのですが、1st配信を通じて、だんだんと"好き"が膨らんでいって、現地に行ってみる勇気が出ました。ただ、1stは時すでに遅し、一般応募はしましたがご用意されず、結局1stは配信のみでした。
2ndでは名古屋に無事に当選して両日参加して、現地で参加する魅力を存分に味わえました…!そして今回のアコースティックライブを両日参加するに至ります(笑)。
【M1】START!! True dreams
この曲に限らないんですけど、2人ペアで歌う部分を、2人でニコニコ目線を合わせながら歌いあうのが非常にエモかったです…!これも今回の形式ならではの魅力でしたね~。
【M2】未来予報ハレルヤ!
伊達ちゃんの力強さを普段以上に感じることができました。かのんちゃん、伊達ちゃんの『歌が好きだ』という気持ちが特に歌声に乗っていたと思います。『ヨッシャー!』も、普段は歌詞というよりセリフに近いように(私は)聴こえるのだけど、今回のアコースティックバージョンでは歌声に滑らかに乗っている感じで、違った魅力を感じました。
【M3】1.2.3!
2ndでも別の3人バージョンを聴いていたけど、この3人の1.2.3!聴くとめっちゃ1st!って感じがある。現地で聴けてめちゃ幸せでした。
あとこの曲に限らないんですが、伊達ちゃんが普段のダンスの時とはまたちょっと違うニコニコとした笑顔で本当に楽しそうに歌う姿がたくさんみられて本当に幸せでした…!!
【M4】Tiny Stars
2日目?でりーちゃんがMCで言っていたのが本当にそうで、普段のTiny Starsはクーカーとして初の舞台ゆえの必死さ・切実さを感じるのですが、今回のアレンジでは、親しみやすさや懐かしさみたいのがあって、『Liella!として5人になってから、改めてクーカーで歌った』感があって非常にエモでした。
【M5】バイバイしちゃえば!?
ぺいなこ2人のバイバイしちゃえば!?めちゃ好きだったので、今回こういう形で現地で聴けて非常に幸せでした。『まいっか!』と『あそっか!』が無限に好きです。1stの話だけど、イントロでちぃが〇描いているのすき。
【M6】常夏☆サンシャイン
特にアレンジが光る一曲でした。また聴きたいよ~~。明るい曲調は変わらずに、ゆったりめのテンポで、いつもより歌詞の意味を感じ取りながら聴けました。
あとはなぎちゃんがめちゃ楽しそうに合いの手入れてて、これも『5人になってから改めて歌ってる』感があって最高だった。
【M7】When You Wish upon a Star/星めぐりの歌
スーパースター!にかけて、星に関するカバー曲でした。選曲が予想外というのもあるけど、なによりLiella!の歌唱力の高さを改めて見せつけられた2曲でした…。どちらも、楽器が抑えめで1人1人歌うパートがあるのですが、5人とも本当に素晴らしかった…。ハンドマイクって、声の震えとか乗りやすいのだと勝手に思っているのだけど、今回そういったのも全くなくて本当に安心して聴いていられたな…。
特に、2曲とも歌いだし担当のなぎちゃんやべかったです。なぎちゃんはいつも安定しているなと思ってはいたけど、こんな歌い方もできるんだ…!という驚きがあって、特に1日目に歌いだしたときめちゃ震えました。
【M8】瞬きの先へ
これはいつもだけど、恋ちゃんが入ってくるところすき。
【M9】Wish Song
これもアレンジが光る一曲でした。なんていうんだっけ…合いの手…?をハモらせて歌ってるのめちゃ良かった。
【M10】ノンフィクション!!
とにかくかっこいい!アレンジ前とはまた違ったカッコよさだけど、相変わらずカッコいいのすごい…(語彙力)!『派手にきめるわ チャールストン』がいつもとは違う魅力があった…。
【M11】Dream Rainbow
『ひとりぼっちじゃないよ 描こうよ』が、普段は『な』で盛り上がるのだけれど、アレンジだとジワジワ盛り上がる感じがあって違った魅力を感じました。
【M12】私のSymphony
やっぱ『私のSymphony』なんだよなぁ…。普段よりもゆっくりめなので、より歌詞が心に入ってくるし、みんなの歌声にもいつもより感情が乗っているように聴こえるし…。2日目の隣の方がここでオンオン泣いていて、もらい泣いた…。
また、かのんちゃんソロバージョンも今回初めて現地で聴けて幸せでした。
【M13】Starlight Prologue
やっぱ『Starlight Prologue』なんだよなぁ…(2回目)。この曲はブレードの演出のおかげで特に一体感を感じられるので、配信と現地で大きく感じ方が変わってくる曲です。1日目はすみれちゃん、2日目はちぃちゃん担当でした。特に2日目は2階席だったのですが、Liella!のみんなも言っているように、オレンジ一色になる演出は本当に感動するのよ…。『君と 煌めきを』はいつ聴いても最高です。
【M14】未来は風のように
アコースティックライブによく合った一曲だったと思います。この曲も、いつも以上に歌詞が沁みてきた…。
【MC】
体感的な違いなのかもしれないけれど、1日目はMC気持ち短めで、アレンジされた曲をしっとり楽しむような印象でした。2日目は、MCが長めで、5人それぞれがこのライブに対する想いを語ってくれて、それを踏まえたエモさが感じられる印象でした。
特に印象に残っているのは2日目のりーちゃんのMCです。1stをこうやって振り返ることで、1stの色々な場面を思い出すとともに、その時の気持ちも一緒に思い出す。みんなも、今回を通じて、Liella!のパフォーマンスを初めてみたときの気持ち、初めて会った時の気持ちを思い出して、そこに今日の気持ちも乗せてくれたらうれしい…という風な感じだったと思います。このMCで、1stで初めてパフォーマンスをみたときの衝撃、一緒にStarlinesを配信で駆け抜けながら"好き"がどんどん膨らんでいくあの気持ち、2ndで初めてLiella!と直接会えた時の喜び、これらが一気に自分の心の中から湧いてきました。今回のライブで一番泣いたのはここと言っていいと思います。本当に幸せな時間をたくさんたくさんくれてありがとう…!
【アンコール】
今回、たぶん舞台のお片付けの影響でいつもよりアンコールまでの時間が長かったので、アンコールのクラップも長かったのですが、1日目も2日目も、最初バラバラのリズムだったクラップが大きな力の流れによって一気にそろっていく現象があって、非常に感動しました。あれ、なんで起きるんでしょうね??クラップしだして序盤に起きるならまぁわかるのですが、だいぶクラップが続いてから、あるタイミングで急に揃ったのでビビりました。
【EN1】始まりは君の空
1日目のどよめきはすさまじかったですね。まさか踊ってくれるとは…!アコースティックライブで、Liella!の歌や歌声が、それ単体で大好きだということを実感したのですが、やはりLiella!のダンスも同じくらい大好きなのだと、感じていました。
なので、ダンスは来週の大阪で堪能しよう…と思っていたら、まさかアンコールで叶うとは…!この構成はズルい…ズルいですよありがとうございます!!
【EN2】だから僕らは鳴らすんだ!
やっぱりクラップめちゃ楽しい~~。想いがあふれてクラップ煽りでは頻繁にキャパるりーちゃんかわいい。
【EN3①】Day1
はい、Day1大好き侍なので最高でした。アンコールがダンスありだとなった瞬間、『そういえば前半Day1やらなかったのはもしかして…』と思っていたらもしかしました!!急に来たのでここもざわめきがすごかったですね。やっぱめちゃ盛り上がる。
【EN3②】Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!
冒頭のひょっこり演出みるといつもにっこりします。『Dancing Heart!!』のフリがすごく好きです。バイ~~ンの時の伊達ちゃんは相変わらずかわいかった。
【EN4①】Shooting Voice!!
曲調とは裏腹に激しいダンスなのがいつみてもギャップ萌えです(?)。この曲の披露は貴重だとおもうので現地で聴けてとてもありがたい…!
【EN4②】Dreaming Energy
手を振る一体感がいつも好きです。でも途中で5人の振る手の左右が変わるときにどうするべきなのかいつも迷います(笑)。
【EN5】この街でいまキミと
あぁ~!ついに現地で聴けました…!1stの締めといえばこれ!という感じですね。写真のくだりも体験できてよかった~。2日目の説明の時の茶番が最高でした。
【心残り】
心残りというよりは、正確には今後の楽しみですが、『リエラのうた』をいまだ現地で聴けていないので、今後どこかでまた歌う機会があるといいな~~。『Ringing!』聴きたい。
【まとめ】
Liella!の歌、ダンス、雰囲気、メンバー、キャスト、曲をはじめとするあらゆる要素を、私はそれぞれ単体でちゃんと好きなんだなぁと、自分の"好き"を再確認できた最高の2日間でした。こんなにすべてを好きになったのは初めてではないかと思います。
あとは運営様…!時間がかかっても構いませんので、ぜひ、ぜひアコースティックアレンジの音源化を…なにとぞ、よろしくお願いいたします!!!
次回は、2nd追加公演の大阪にはDay1に行きます!ファンミは名古屋に行きます~!早速来週また会えるのが非常にうれしいです。無事に会えるように、健康に気をつけましょう~では~。
Original Horizon
「Original Horizon」のネタバレ解禁ということで、色々と書いていたら無駄に超大作となってしまったので、こういう形となりました。
考察というよりはただの自己満足な感想ですので、お暇な方だけどうぞ〜。
ゴリゴリネタバレなのでご注意を。
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【冒頭の選択】
ある程度覚悟していたけれど、しょっぱなからぶっこまれてめちゃくちゃ悩みました…。ガチャでクロカをお迎えしたご縁を大事にすることとし、クロカを選びました。といいつつ、よくよく考えると勝者を選ぶわけだから、選んでない方が生き残る展開か…?となりましたが、そこは大丈夫でしたね。
【クロカ編】
シローを選んだらどうなっていたのだろう…とずっと思いながらのプレーとなりました。結局、再誕の鍵はシローが持って行ったわけだから、どちらを選んでもこの展開になるのだろうか…?と思いながらも、自分が選ばなかった選択肢を想わずにはいられなかったです…。選択には責任が伴いますね。
後半の展開が辛すぎましたね…。オズマも、リンプイ・ルーグも、ティナも、ジュダも、みんな死んでいく……。シロー編の方が意地が悪いとは思っていますが、こちらも、1人1人仲間を失っていく感覚、それに伴ってクロカの精神がゆっくりと崩れ落ちていく感覚が、やばかったです。
ここまでバッタバッタ死んでいくので、さすがに巻き戻り展開が読めてはしまいますが、祠のおかげで油断はできずに、白けずにプレイできました。
何より一番のサプライズはリンプイですね!!リンプイがフルボイスで居てくれて最高でした。リンプイスクショがたくさん…!リンプイも中々重い宿命を背負っていた子なので、ストーリー的な意味でもベストチョイスだったと思います。確か忍者イベで語られていたと思うので、ぜひに。
【シロー編】
巻き戻り展開までは読めていたものの、opからやり直しとは、中々粋な演出ですね…。「運命をたどる」という表現で、IF物語を追体験している状態であることを示唆しているのかな、と気づき始めました。なんにせよこの展開であれば、シロー編も絶対バッドエンドじゃんか…と序盤から覚悟して進めました。
こちらも後半の展開が辛すぎましたね…。ティナ戦・ジュダ戦が、クロカ編では時間経過でよかったのに、こちらでは倒さないといけないという…。この責任を、シローとともに背負うというしんどみマックス展開でした。シローの精神も、ナーペルの影響が出ていたか、戦いの中で麻痺してしまったかで、だんだんと崩れ落ちていくのも、やばかったです。
【クロカシロー編まとめ】
おせにゃんなどでだいぶ強調されていた、メナスとマニト(白と黒)が、ごっちゃになりながら受け継がれている、という所を、ストーリーでも意識しているんだろうな、と思いました。
シローが、白側でありながら、考え方自体はゼロクロ時代の黒側(特にアデル)に似てるなぁと思いました。どちらかといえば弱者側で、理想の実現のためには犠牲はやむを得ないという立場。クロカが、黒側でありながら、考え方自体はゼロクロ時代の白側に似てるなぁと思いました。どちらかといえば強者側で、なるべく多くを救おうという精神。
とはいえ、完全に区分できるわけでもありません。クロカの強さによる世界の組み替えは黒側の思想だし、シローの達観・諦めの思想はゼロクロアイリスのそれだし…。白黒の対立、どちらが正義で悪で、という考え方ではなく、純粋な思想の対立がベースとしてあるのだと感じました。
ゼロクロ時代と同じように、言葉を交わすことがなくなってしまうと、互いの違いが強調されてしまい、対立がより強まってしまう…手を取り合っていけるはずなのに…。このバッドエンドは、ゼロクロと近しい終わり方だと感じました。一方がわかり合うこと・勝つことを諦めてしまう悲しみの展開…。だからこそ、このあとの、ゼロクロ経験者(?)である主人公アイリスの介入が活きてくるわけですね。
【アイリス編】
ここでまさかのアイリス編…!ゴミ捨て場なる謎の島は、いろいろと考察価値がありそうですが、私はそういうものと受けとり、深い考察はしないこととしました。
そしてここでも、白黒逆転というか、アイリス主人公の立場の逆転が非常に熱い展開でした。アイリス主人公も、ゼロクロから果てしない時を経て、確かな絆が生まれています。クロカシローと違い、記憶としては断片的である中でも本人たちの中で受け継がれている想い、ですね。
【決着編】
アイリスが落っこちたそばから衣装を変えてすぐ隣に瞬間移動し、キャトラの突っ込みの流れは爆笑しました…(笑)
主人公が喋る喋る…!これまではなんだかんだ、普段の主人公とは違うような存在として喋っていたイメージでしたが、今回は普段の主人公がそのまま喋ってる感じで、すごい新鮮でした(笑)普段からこれくらい喋ってもらって問題ないですよ?
クロカシローの間に入り、諭す場面は良かったというか、言葉の重みがすごかったですね。
そして、ナーペルが遂に…!波状攻撃盛り盛りで厄介ですけど、ナーペルが弱くてもなんだかねーなので良かったです。とはいえルエルと同じく、分化した存在がまだ残っている可能性が示唆されてましたね。このあたり、ぜひファルファラさん出しながら改めてやってほしいです。
そしてしまいのフィエゴさん…!グラビティで半分になって、半分がフィエゴのまま残り(今回のラスボス)、もう半分がエピタフとなった、という理解でいいのかな?ちょっとエピタフらしからぬ部分もあったので、エピタフの最後のセリフからも、元が同じだけで今はだいぶ別個体となっているという認識で良いような気がしましたね。
フィエゴの考え方は分かるところもあります。世界全体がハッピーエンドになることは決してない。その中で、どう行動するかに違いが現れますね〜。全てを滅ぼしてみんなでバッドエンドに進むか(フィエゴ)、それでも全体ハッピーエンドを諦めないのか(主人公)、全体バッドエンドの中で小さなハッピーエンドを増やしていくことを目指すのか(私個人の考え方)、どれが正解というわけではないですね。
クロカシローの、ユベルニエルから脈々と受け継がれる力。パワーだけでなくて、想いも含めて受け継いだこと。そして対立ではなく、話し合い手を取り合うことで、前に進んでいける。ハッピーエンド版ゼロクロですね。アイリスが予感するように、2人だけではダメで、ユベルニエル、主人公アイリスから受け継ぐ想いがあってこそです。
【アピス】
無言ーズが、2人ともお喋りになって復活したのは来るものがありました…。そして最期の最期、レヴとお話できて本当に良かったです…!しっかりアピスの話を回収してくれて感謝。レヴの語りも良かったですし、去り方も素敵でした。
【ジュダ&ティナ】
クロカ編で暴走、シロー編で倒されるポジションにありながら、それぞれあくまでif物語だったので、本ルートではそれっぽいだけの感じで終わるのかな〜と思ってたら、決着編でしっかりとフォーカスし直してくれてて、めちゃくちゃ高評価ポイントでした。
純粋な人選もベストでした。ナーペル・神獣で繋がりがあるのは勿論だけど、2人とも壮絶なものを、流れる血という形で、過去から受け継いでしまっている。ティナが、両親から受け継いだ純粋な流れであるのに対し、ジュダは作られた存在として自然の流れに反して受け継いでしまっているのも、対比が綺麗だなと思いました。
この2人も、主人公が運命を変えたことで、暴走を乗り越えられる未来へと進むことができました。ここもハッキリしていて素敵です。
そして、同じく過去から受け継いでいる者として、これからもクロカシローの良き仲間として助けてくれるのだと思います。
ティナ周りのおじさんが増えたこととか、ジュダのグルーミングの流れは、ホッコリしました(笑)
【全体】
タイトルの通り、「過去から受け継がれし絆」が重要なテーマになっていると感じました。一本道に近いものではなく、途中で交わったり、複数人を経由したりして、果てしない流れの中で自分たちにバトンが渡ってきている。そしてパワー・能力的な観点だけではなく、想いがしっかりと受け継がれていくことで、失敗を活かして成功に繋げることができる。
ボリュームが凄かったですが、余分なものがあった印象はなく、詰めたいことを余さず全部詰めてくださった結果、こうなったんだろうと感じました。感謝、感謝です。
前半のクロカシロー編がしんどさマックスなので、ここが万人受けはしないでしょうし、巻き戻りが読めて白けちゃったりする方はいるんだろうな〜とは思いましたが、私はこういうの大好物なので、最高に楽しめました。ありがとうございました!